歌手BENI(25)が初のカバーアルバム「COVERS」を3月21日に発売する。5日、全国ツアーを名古屋・クラブダイヤモンドホールで開始し、ステージ上で発表した。
カバーとはいえ、BENIの個性がしっかり盛り込まれている。収録曲は13曲で、すべて男性アーティストの楽曲で構成した。BENIは父親が米国人で母親が日本人。幼少期を米・カリフォルニアで過ごし、英語を得意とするだけに、全曲英語でカバーする。「英語の方が母国語。私にしかできないことをやりたい」。「瞳をとじて」「桜坂」など6曲は、BENIが自分で英語訳詞も手掛けた。
決定している12曲のうち、半数がミリオンヒット。12曲の総売り上げ枚数は1400万枚を超える豪華カバーアルバムになる。BENIは「みんなのイメージが強い分、ハードルが高いし、かなりプレッシャーがあります。でもアップテンポにしたり、私らしくアレンジを変えたりしたので、違った印象で新鮮なはず」と自信をのぞかせた。
今回の企画は、一昨年のライブで福山雅治の「桜坂」を英語で歌ったことから生まれた。透明感あふれる声で伸びやかに歌い上げるBENI版に対し、大きな反響があった。「福山さんに聴いてほしいし、一緒に歌ってみたいですね」と新展開も期待している。早速、ライブで「アルバムはかなり激アツの曲たちで、いい感じに仕上がっています。今日は1人EXILEをやります!」と、収録曲でもある「Ti
Amo」を初披露した。
この日、開始したツアーは原点回帰の意味を込めて、あえてライブハウスを中心に回る。原点を大事にしつつ、挑戦もする。BENIは自分のペースで進化している。【近藤由美子】




