京都府南丹市で市立園部小の安達結希さん(11)の遺体が遺棄された事件は、23日で結希さんの行方不明から1カ月となった。死体遺棄容疑で父親の安達優季容疑者(37)が逮捕されてからは1週間。地域に動揺が広がる中、遺体の発見現場近くの献花台には追悼の花や菓子があふれんばかりに供えられた。学校側は児童の安全確保と心のケアに当たっている。

結希さんは3月23日に行方不明となった。園部小では警察官やボランティアらによる登下校の見守りを強化。容疑者の逮捕後も継続している。

捜査関係者によると、結希さんは携帯電話を持っておらず、位置情報を基にした捜索ができなかった。市教育委員会によると、保護者の要望を踏まえ、原則禁止だった携帯電話や衛星利用測位システム(GPS)機能付き携帯端末の持参を4月から認めた。

児童や教員の精神的ショックに対応するため、学校に1人だったスクールカウンセラーを2人に増やした。15日から連日配置し、児童らの相談に乗っているという。

容疑者は当初、結希さんを車で小学校付近まで送り、3月23日午前8時ごろ降ろしたと説明していた。捜査関係者によると、逮捕前の任意聴取に「車で小学校まで送っていったが、そのまま市内の別の場所に連れて行き殺害した」という趣旨の供述をしており、死亡の経緯を捜査している。(共同)