3日に就任した鈴木俊一五輪相が9日、報道各社のインタビューに応じた。

 -岩手2区選出の議員として、復興五輪に向けた具体的なアイデアは

 鈴木氏 今も風評被害がある被災地の食材を選手村で使うだけでなく、いろんな場所でアピールしたい。オリパラ関連施設に木材を多用するとのことだが、東北は森林が多いので、被災地の木材を使いたい。せっかく就任したのだから、復興五輪にもうひと味つけていきたい。

 -復興五輪というが、東北の被災者には理解が深まっていない部分もある

 鈴木氏 五輪招致が決まった時、むしろ、東京に建設資材や人員が取られるという声が多かった。今もそうだと思う。いかに理解を深められるかが大事だ。

 -メダル目標は

 鈴木氏 これまで16個の金メダル、メダル総数は41個が最高だと聞いている。これは上回りたい。

 -ご自身はどんなスポーツをやっていたか

 鈴木氏 ずっとスキーをやってきた

 -東京都と大会組織委員会とどのようにやっていくか

 鈴木氏 森さん、小池さんに限らず、連携を取っていきたい。課題が起きてからではなく、常に意思疎通して、いざ何かあったらすぐに対応できるようにしたい。