公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(15)が24日、大阪市の関西将棋会館で指された棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦でトップ棋士の1人、豊島将之八段(27)に敗れた。棋王戦での敗退が決まり、史上初の快挙となる中学生でのタイトル獲得の可能性が消滅した。

 対局中の昼食が注目されるが、藤井は居酒屋「内山田」の「和牛ステーキ定食」(1200円)を注文。関西将棋会館1階にある洋食店「11(イレブン)」が木曜が定休日のため、洋食系の“ピンチヒッター”として同店は木曜のみ注文を受け付けている。藤井が「和牛-」を注文したのは初めて。スタミナをつけて午後の対局に挑んだ。