東京都の小池百合子知事(65)は27日、都内で新党「希望の党」の結党会見を開いた。

 自ら代表に就任したことで、小池氏が都知事を電撃辞職し、衆院選に出馬するとの見方が出ているが、小池氏は「あくまでも都知事として、党代表として(衆院選に)臨んでいく」と述べ、今回、衆院選公示前の都知事辞職と、衆院選への出馬を否定した。

 小池氏は「私は現在都知事だ。さらに都政を前に進めるには、国政を前に進めたいと思い、都知事としても代表を兼ねて進めることいにした」と主張。「(都知事選で得た)291万票は、都知事として頑張れという票だった。今回は、その都知事が先頭にたって日本を変えていく、守っていくことをアピールしたい」と、述べた。

 衆院選後に行われる、首相指名での対応については「戦いが終わった後で考えたい。すべては戦いが終わってからだ」と述べた。