元ビートルズの故ジョン・レノンの妻で米ニューヨーク在住の芸術家オノ・ヨーコさん(85)は28日、27日の南北首脳会談について「夫が喜んで宇宙をはね回ってるのが目に浮かぶ」とツイートし、朝鮮戦争の年内終戦、朝鮮半島の非核化などをうたった金正恩氏と文在寅氏の会談の成果に期待を示した。「これが世界中の国々が握手するスタートになってほしい。1つの世界。1つの人類。私は、これが、私と夫が信じたことの始まりだと望む。もうすぐだと確信している。平和はパワーだ!」と英語で続けた。

 オノさんはビートルズが解散する前年の1969年にジョンと結婚。反戦や平和を訴える活動を続けていた。「平和を我等に」(69年)、「ハッピークリスマス(戦争は終わった)」(71年)、「イマジン」(71年)など、2人が生み出した多くの曲が、80年にジョンが殺害された後も、戦争に対する抗議の曲として広く支持されている。