将棋の史上最年少プロ、藤井聡太七段(16)が頂点を目指す、第4期叡王戦段位別予選七段戦準決勝の小林裕士七段(41)戦が、17日午後2時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。

振り駒で、と金が3枚出て藤井は先手。先手2六歩と飛車先の歩を突き出した。対する小林は後手8四歩、お互いに飛車先の歩を突いて、対局は始まった。

持ち時間は各1時間。夕方には決着の見込み。この対局に勝てば、同日午前中に行われた準決勝で北島忠雄七段(52)を下した千葉幸生(さきお)七段(39)と、本戦進出をかけて午後7時から対戦する。