将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は16日、東京都千代田区で指された第12回朝日杯オープン戦の決勝で渡辺明棋王(34)を破り、2連覇を果たした。同大会での連覇は羽生善治九段(48)に続く2人目の快挙となった。

対局後、敗れた渡辺棋王は「将棋の内容が、中盤で全然、だめになってしまった。決勝戦にはもの足りない内容になってしまい、申し訳ない。藤井さんも16歳と若く、どんどん力をつけてくると思うので、少しでも対抗できるよう頑張りたいと思った一局でした」などと話した。