東京都の小池百合子知事は26日の会見で、平成の時代を振り返り、「戦(いくさ)がなかったのは幸いだが、災害が多く、気候変動や自然との闘いだった」と述べた。

平成の世で、キャスターから政治家に転身。「(昭和では)昭和天皇のご病状を伝える番組を続け、平成の時代では、多くを政治の世界で時間とエネルギーを費やした」とした上で、「この間、日本の世界での存在感が残念ながら低下したのではないか。令和では、日本の経済力を取り戻したい」と指摘した。また「女性という日本の『もったいない力』を信じて有効に生かすことで、国民が幸せを感じられる流れを東京からつくりたい」と、女性活躍への思いも述べた。