ZOZOTOWNを運営するZOZOの前澤友作社長(43)が所蔵するアート作品2点が16日(日本時間17日)、米ニューヨークで行われた競売大手サザビーズのオークションで、約9億円で落札された。

米ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホールの作品「flowers」は567万4250ドル(約6億2416万7500円)で落札。予想落札額150万ドル~200万ドルを3倍近く上回った。また、エド・ルシェの作品「BONES IN MOTION」は242万ドル(約2億6620万円)で落札された。

前澤氏はツイッターで、サザビーズのオークションに所蔵アート数点を出品すると発表。出品作も公表していた。売却理由については「100万円お年玉(企画)またやるのにお金必要なんだもん」と説明している。ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(46)はツイッターで「資金繰りの問題ですかね」とつぶやくなど、前澤氏の出品は話題になっていた。

前澤氏は現代アートのコレクターとして知られ、16年クリスティーズのオークションで、米国人画家ジャン・ミシェル・バスキアの作品を5700万ドル(約62億7000万円)で落札。17年にはバスキアの別の作品をサザビーズで1億1050万ドル(約121億5500万円)という当時史上最高額で落札している。