「2019神宮外苑花火大会」(8月10日、日刊スポーツ主催)が20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの実証実験の舞台となる。

29日、駐車場対策協議会が国土交通省で警察庁、東京都や駐車場運営会社などが出席して開催された。五輪期間中の渋滞緩和策として、競技会場周辺のコインパーキングなど時間貸し駐車場の一部を予約専用とする議案が検討された。インターネットサービスによる予約専用とし、利用は1日1回とするなどの提案があった。

開閉会式などが行われる新国立競技場は都心にあり、周辺は交通渋滞が予測される。対策協議会では、新国立競技場エリアで開催される神宮外苑花火大会が「土曜日でかなりの混雑が予想され、本番へのテストにふさわしい」と白羽の矢を立てた。当日は「タイムズ24」など計12カ所の周辺コインパーキングでネット予約のテストが実施されるという。