東京ディズニーシー(TDS)では、10月31日までのコスプレ天国の「ディズニー・ハロウィーン」を開催しています。

パーク全体が、なんとなーくパープル&ブラック、という配色。なにしろテーマは「ダークで妖しいハロウィーンの祝祭」。

え?

分かったような、分からないような。邪悪な力が忍び寄ってくる雰囲気が満載なんですね。エントランスからそんな香りがぷんぷん漂っています。そのちょっと危ないイメージを色で表現すると…パープル&ブラックなんですねぇ。

アメリカンウォーターフロントのパークではちょろちょろ地面から湧き出る噴水が放出されていて、やや、海賊の夏宴の残り香が感じとれる。ああ、そういや、夏はスブ濡れになった、っけ。

ちょっと感傷的に残暑の熱風に吹かれていると、視界に飛び込んでくるのがミッキー、ドナルド、グーフィーのちょっと邪悪な感じのモニュメント。正義の使者のディズニーキャラクターとポーズをとって記念フォトも撮れそうだ。

だったら、ちょっと悪めの仮装もしておきたい。パープル&ブラックのマント(2500円)を首もとでキュッと結んで、なびかせながら歩き回ってしまおう。悪くなれなくても、悪そうな入り口には立てそうだ。

仮装するのはミッキーたちだけじゃないよ。今回はクマのダッフィーがリス、そしてネコのジェラトーニがフクロウに変身している。このシリーズで別の動物になりきるのは初めてのこと。まずは手に取ってじっくり見てくださいね。

いろんな仕掛けがしてある18年目のTDS。ほら、いろんなところに面白い発見がありますよ。

そして、さらに東京ディズニーランド(TDL)にも長そでTシャツにゴーストのホネホネがプリントされた斬新なデザインも登場した。巨漢190センチ、125キロのプロレスラーNORIでもLサイズがスルンと入った。「うわぁ~、着られて、こっちがビックリですぅ~」と、ゴーストのイヤーハットをかぶってはね回っていた。

おそろいでレディースを着込んだグラドルの「ゆかぴ」こと安西ゆか(22)は「キャー、なんかキモカワ。ホネホネの手袋もワンポイントでミッキーのシルエットがあったりして、ビミョーにおっしゃれー」と大喜びだった。TDSとTDLどちらでも着られるゴーストがデザインされたポンチョは、ややふわふわ素材。秋風もパークを駆け抜けるこれから、本領を発揮するかもね。