NHKから国民を守る党(N国)が25日、次期衆院選で元プロ野球選手の清原和博氏(52)の擁立を目指し、ラブコールを送っている。

党首の立花孝志前参院議員(52)は「すでにお声かけをさせていただいています。しっかりと説明させていただきます」と、清原氏への出馬要請を明らかにした。西武、巨人などで活躍した清原氏は16年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6カ月(執行猶予4年)の判決を受け、現在はイベントなどに登場している。また「ホリエモン」こと実業家の堀江貴文氏(46)にも次期衆院選への出馬を要請中で「いい感触です」(立花氏)と話している。

立花氏は参院埼玉選挙区補欠選挙(27日投開票)に出馬中で落選すれば、神奈川・海老名市の市長選(11月3日告示、同10日投開票)に立候補する。出馬理由は「そこに選挙があるから」とし、「NHKの受信料を未払いの世帯に年間5万円の助成金」「市役所職員の給与を現行の2倍にしてNHK職員並みとする」などの公約を掲げた。