大阪府警生活安全特捜隊は3日、会員制交流サイト(SNS)で知り合った男子高校生に全裸の画像や動画を送らせたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)と強要の疑いで、愛知県東海市の団体職員今田創史容疑者(27)を逮捕した。「おおむね間違いありません」としながらも「無理やり動画や画像を送らせたつもりはありません」と容疑を一部否認している。

逮捕容疑は8月18日、相手が18歳未満と知りながら全裸の画像を送らせ、より過激な要求が拒否されると「画像をさらすぞ」「身元をばらすぞ」と脅して、全裸で路上を歩く動画を送らせた疑い。生活安全特捜隊によると、容疑者は8月中旬にSNSで高校生と知り合い、学生証の写真を送らせていた。全裸写真を送らせた数十分後、要求がエスカレート。脅された高校生は断れず、全裸で路上を歩く姿など動画数点を送ったという。高校生の家族が府警に相談し、発覚した。