ご当地グルメを通じて地域の魅力をPRするイベント「B-1グランプリin明石(11月23~24日開催、兵庫)」で3位に輝いた「袋井宿たまごふわふわほっと隊」がこのほど、袋井市役所を表敬訪問し、原田英之市長(76)に入賞を報告した。同市長は「『たまごふわふわ』という名前も良いし、自信をもって人に勧められる。本当にうれしい」と、笑顔で話した。

「たまごふわふわ」は、江戸時代の袋井宿の名物料理を再現したもの。卵とだし汁を使ったシンプルな料理で、メレンゲ状に泡立てた卵の食感が特徴だ。イベント当日は材料を追加発注するほどの人気を集め、2日間で4224食を販売した。時田直宏隊長(47)は「信じられない思い」と改めて喜びを口にし、「たまごふわふわをきっかけに、袋井に来て観光してもらうことが本来の目的。活動を続けていきたい」と、決意も語った。