小泉進次郎環境相(38)と、環境特別広報大使を務める女優柴咲コウ(38)が20日、環境省で意見交換した。柴咲はかねて環境問題への関心が高く、昨年7月に、同大使に任命された。以来、発信や音楽などを通じて大使としての活動を続けている。

 

柴咲が、エシカル(社会や環境に配慮した、の意味)を意識したファッションブランドをプロデュースしていることもあり、2人はファッション業界における環境問題の課題などに関して、意見交換。進次郎氏は「ファッション業界のCO2排出は、鉄鋼業界に次いでワースト2位。世の中に気候変動への取り組みを広げていく上で、ファッションに関係するような女性、若者は、アプローチする上で、大切なところだと思う」と、述べた。

 

その上で「柴咲さんと、環境省としてより何か取り組みを広げていく上で、いっしょにできることはあるんじゃないかなと思う」と、タッグ結成に意欲を示した。

 

自身がプロデュースしたという服を着た柴咲は「環境負荷を削減できるような取り組みをしながらも、わくわく感を目減りさせることはせずに、環境への意識を高められる。そんなブランドづくりを進めています」と、応じた。