発明家のドクター・中松氏(91=本名・中松義郎)が3日、都内で会見を開き、世界的に流行する新型コロナウイルスによる肺炎対策の決定版として、新製品「NAKAMAGIC(なかマジック)ウォッシュ」を発表した。中松氏は「NAKAMAGIC(なかマジック)ウォッシュ」の特徴として

<1>経口毒性(1度に噴霧した際の致死量)はアルコールの11分の1。塩やビタミンCなどの食品よりも低く非常に安全性が高い。

<2>アルコール以上の滅菌能力。

<3>アルコールの6倍の洗浄力。

を挙げた。その上で、集まった取材陣に「実際に使って、試して欲しい」と体験取材をリクエストした。

「NAKAMAGIC(なかマジック)ウォッシュ」が入った透明の容器のポンプを押すと「バシャッ」という音とともに、結構な量の透明な液体が出てきた。においをかいだが無臭だった。中松氏に促されて両手でこすってみると、液体が気化したのか、手は短時間でサラサラになり、その後、かなりスベスベになった。感触は「美肌の湯」と称する温泉の、湯上がり後のようだ。

中松氏に「新型コロナウイルス対策というより、むしろ美容に良いのではないですか?」と聞くと「スベスベになったのは、汚れが落ちたからだよ。『NAKAMAGIC(なかマジック)ウォッシュ』は洗浄力もあるからね」と胸を張った。その上で「せっけんは、菌を殺す滅菌力がない。アルコールは、汚れを洗い落とす洗浄力があまりない。安全性、滅菌能力、洗浄力という3つの特徴がある」と繰り返し説明した。【村上幸将】