新型コロナウイルスの感染拡大を受けた、新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案は13日、参院本会議で可決、成立した。14日にも施行される。

法案成立を受けて、安倍晋三首相は14日午後6時から官邸で会見する。今後の対策などについて説明するとみられるが、先月29日の会見では、「まだ質問があります」との声が出たにもかかわらず35分で打ち切られ、総理会見のあり方を含めて、強い批判を浴びた。国民の疑問に十分に答える姿勢をみせるか、今回は多くの国民が注視している。

この日成立した改正法は、首相が判断すれば、国民の私権制限につながる恐れがある緊急事態宣言を出すことが可能になる。