大阪府の吉村洋文知事(44)が30日、MBSテレビ「おうちにいようよ ちちんぷいぷい&ミント!」(月~金曜午後1時55分)の生放送に大阪府庁からリモートで出演し、9月入学について語った。

G7の先進7カ国で日本だけが4月入学で、他が9月入学であると説明。「10、20年先の未来、若者の未来を考えたときに、もっともっとグローバルスタンダードで海外に出ていってもらいたいし、それがどうしても障害になってる部分もある。そうであれば世界の標準に合わせるべき」と主張した。

新型コロナウイルス感染拡大防止による休校措置で、子どもたちに負担がかかり、教育の格差が生じているとも指摘。この格差を埋めるためには「9月から全員でよーいドンをすれば、格差は解消できる」とした。勉強時間確保のシミュレーションをしていることを明かし、「夏休みをつぶさなきゃ無理とか、土曜日もやらなきゃいけないとか、この1年で詰め込もうとしたら、大きな現実の問題も出てくる」。収束の見通しが立たない中、「これを機会に、世界のグローバルスタンダードに合わせるべき」と繰り返した。