橋下徹元大阪府知事(50)が6日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演し、緊急事態宣言の「出口戦略」について提言した。

橋下氏は「国全体で基準つくろうとしてもつくれない。人の移動とか、地域でつくっていかなければいけない。各都道府県ごと、各地域ごとに数値を出すしかない」。続けて「全国一律で考えると行き詰まります。必ず行き詰まります」と断言、大阪のように各自治体での情報を収集する仕組み作りの必要性を訴えた。

現在の経済活動については「今回は国民の安全を守るために政治が一定活動ができないように制限をかけてきた。これは経済的な意味では共産主義経済」。その上で「政治家が腹くくって緊急事態で経済を止めたんだったら、その国全体で皆が支え合う、そういう思想になろうよと。財布のひもを気にするのは自由主義を保障されている時であって、自由主義が止まっているときは財布のひもなんて気にしてたらみんな国民が沈没していってしまう」と、政府が資金繰りして経済を動かすべきだと話した。