横田滋さんの死去を受け、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)は5日、会長の西岡力氏のコメントを発表した。コメントは以下の通り。

痛恨の極みです。拉致被害者救出のため23年間、ともに戦ってきた者として、

力が足りなかった、申し訳ないという思いで一杯です。

横田滋さんが、平成9年、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されていることが発覚した後、実名と写真を出して救出運動を行うという困難な決断をされたことで、拉致という大きな闇を明るみに出す契機になりました。

しかし、5人とその家族は助け出せましたが、めぐみさんたち多数の被害者はいまだに彼の地に抑留されたままです。一目でもめぐみさんに会いたいという強い意志で2年以上の入院生活で最後の戦いをされ、力尽きて天国に旅立たれました。

必ずめぐみさんたちを助け出します。どうか、天国でそのときをお待ちください。