東京都は3日、新型コロナウイルス新規感染者が124人だったと発表した。

東京に隣接する3県でも感染確認が急増しているが、東京との接点が疑われる事例も増えている。

千葉県では3日、9人が確認された。1人は保育園児。ほか8人は全員が発症前、アルバイトや買い物などで東京との往来があった。神奈川県では24人が確認。横浜市の20代の女性2人は、クラスター発生とみられるホストクラブ(同市中区)の従業員の濃厚接触者。同店には6月半ば、陽性者が出ている東京都新宿区のホストクラブの従業員数人が遊びに来ていたとの情報がある。埼玉県は26人を確認。大野元裕知事は「東京との関係が密接で、強く憂慮している」とし、都や国に繁華街での対策の徹底を求め、県民に改めて都内の繁華街への外出自粛を呼び掛けた。