20日午後6時9分ごろ、宮城県で最大震度5強を観測した。

宮城・亘理市では2527世帯6911人に避難指示を出し、亘理小学校など5カ所を緊急避難所とした。亘理港「大海丸」の山川育夫船長(70)は「川筋でウナギシラス漁をしている途中で警報が鳴ったから、道具をそのままにしてとにかく高台に逃げた。ちょうど3匹網にかけたところだった。でも、津波は怖いからね」と話した。

宮城・塩釜港「えびす屋」の伊藤栄明船長(59)は「2月の地震よりは揺れなかった。ガスが止まったけど、リセットボタンを押して復活した。夜だから港には近づいてもいない。家族は無事。いつでも逃げられるようにはしている」と警戒する姿勢は崩していなかった。

福島・相馬港「明神丸」の佐藤正明船長(53)は「風呂に入っていたらいきなり揺れて驚いた。ぱっと体をふいて、家(民宿)がほぼ海抜0メートルなので、慌てないようにしながらも高けぇ場所に家族で逃げた。停電もない。2月のときは断水になったから、まだましだとは思う」と振り返った。

気象庁は宮城県の沿岸に出していた津波注意報は同日午後7時30分に解除された。