東武鉄道は4日、埼玉県春日部市の南栗橋車両管区春日部支所で、「デビューカラーリング・スペーシア」の車両撮影会を開催した。同鉄道の特急列車として昨年、100系「スペーシア」がデビュー30年を迎えたのを記念した。今でも東京・浅草と栃木県の日光・鬼怒川エリアを結んでいる。

運行開始当初のデザインであるジャスミンホワイトを基調に、パープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジを使用、窓の部分は黒く塗装した。2012年(平24)8月の最終運行以来の復活となり、6月5日から運転される。これによりスペーシアの車両はサニーコーラルオレンジ、水色基調の「粋」、紫基調の「雅」、金色の「日光詣」と合わせて5種類となる。

今後、第2弾、第3弾として、同じ100系「スペーシア」の別のリバイバルカラーと、200型「りょうもう」のリバイバルカラーの塗装を予定している。