東京都は27日、過労のため静養中の小池百合子都知事について、当初復帰が見込まれていた28日以降も、数日間は公務を離れることを発表した。現在、小池氏は入院中で、医師が静養期間の延長を判断としており、過労による体調不良以外の病気などはないとしている。都は週内にも公務復帰を含めた状況などを発表するとしている。

都は22日、「過度の疲労で、静養が必要となりました。今週中の公務は副知事が代理で対応する」と発表し、27日まで公務を休むとしていた。小池氏は22日から入院し、28日以降に復帰するとみられていた。

都内の新型コロナ感染者が増加傾向が続き、7月23日には東京五輪開会式が控える中で不在が長引くことになった。東京都議選(7月4日投開票)でも、特別顧問を務める都民ファーストの会の応援に入れるかどうか、不透明なままだ。