将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太王位(棋聖=19)が豊島将之竜王(叡王=31)の挑戦を受ける、第62期王位戦7番勝負第3局が21日、有馬温泉(神戸市北区)の中の坊瑞苑(ずいえん)で始まり、午後0時30分、昼食休憩に入った。ここまでの藤井の消費時間は1時間58分、豊島は59分。午前中からハイペースで進み、手数は早くも50手を超えた。

藤井の1日目の勝負メシは「三田牛と淡路玉葱(ねぎ)焼き膳」を注文。ボリューム満点の地元の食材で栄養補給し、午後の対局に臨んだ。

豊島は「国産うな重膳」を注文。しっかりとスタミナをつけた。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は22日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。