東京都と環境省は18日、今月13日に東京港青海埠頭(ふとう)内で発見されたアリについて、専門家による同定の結果、特定外来生物の「ヒアリ」であることが確認されたと発表した。今回確認されたヒアリは、働きアリ約200個体。17年6月の国内初確認以降、16都道府県で73事例目となった。

都は「青海埠頭内で確認されたヒアリは、これまでに都内の住宅地等では発見されておらず、埠頭内で発見されたヒアリについては、現在駆除を行っております。ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みをともない、水泡状に腫れるなど人体にとっては危険な生物です。もし、発見した場合には素手で捕まえたり、触らないように注意し、お住まいの区市町村や東京都環境局までご連絡ください」と都民らに注意喚起した。