立憲民主党の枝野幸男代表は23日、JR吉祥寺駅前で同党最高顧問の菅直人元首相の応援演説を行った。

枝野氏は「#立憲大作戦2021」と称した演説会で、全国各地の応援に回っている。この日は1980年から続いているの菅氏の地盤東京18区に訪れた。枝野氏は「私が菅さんを褒めるのはやりにくい」と話し、「15年前から選挙になると、菅さんが私の地元大宮に応援に来てもらっていました。それで今日の私がある」と持ち上げた。一方の菅氏は「枝野幸男さんに総理大臣になってもらいたい。私が支える立場になりたい」と互いに激励を送っていた。

同区では、菅氏が旧民主党時代の愛弟子である自民党の長島昭久元防衛副大臣と、互いを批判し合う舌戦を繰り広げており、枝野氏は「構図から考えても“あんな人”に勝たせては絶対にいけない選挙です」と語気を強めた。