米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手(27)と心臓病の赤ちゃん「翔平ちゃん」との交流などをつづった「翔平選手と翔平ちゃん 奇跡のキャッチボール」(光文社)が2日に発売される。著者は翔平ちゃんの母・川崎静葉さん。大谷選手が大阪の病院を見舞いに訪れた際の心温まるエピソードや後日談などをつづっている。

   ◇   ◇   ◇

◆大谷翔平と翔平ちゃん◆

▼17年5月 兵庫県尼崎市在住の川崎静葉さんのおなかにいた赤ちゃんの心臓に異変が見つかる

▼同6月 翔平ちゃんが誕生。拡張型心筋症と診断される

▼同12月 小児用補助人工心臓の装着手術が行われる

▼18年3月 大谷選手がメジャー契約を締結

▼同6月 「しょうへいくんを救う会」が発足。募金活動が始まる

▼19年1月 大谷選手が大阪府内の病院で翔平ちゃんをお見舞い。その後、募金目標額の3億5000万円を達成

▼同3月 翔平ちゃん死去。募金は、ほかの心臓病の子供のために使われることに

▼00年5月 「ゆいちゃん」が米国で移植手術を受けて成功

▼21年5月 「みうちゃん」が米国で移植手術を受けて成功

 

大谷翔平から「翔平ちゃん」へ 心臓病の赤ちゃんと交流つづった本2日発売―>

小さな翔平を笑顔で包み込んでくれた/川崎翔平ちゃん両親のコメント全文―>