北海道・知床半島沖で子どもを含む26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が遭難した事故で、馬場隆斜里町長が26日、発生から4日目となったが十分な状況説明がない運行会社「知床遊覧船」の社長に対して「とんでもないことだと思っている。事業をするものの責任として説明する義務がある」と話した。

馬場氏は、海上保安庁など関係機関による乗客の家族に向けた説明会後に取材に応じた。馬場氏によると、社長は家族や報道陣に向けた、状況説明をするための準備中で「今しばらく時間を下さい」と町に伝えたという。馬場氏は「『悠長なこと言っている場合じゃないんだぞ』という話もしている」と語った。準備の内容については「(船を)検査したのか、修理したのか。これまで疑問に思われるようなことに回答できる資料が一定程度あるのではないかと思っている」と述べた。