北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)=19トン」が遭難し、11人が死亡、15人が行方不明となった事故で、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)が27日、記者会見を開いた。事故発生から5日目、初めて公の場に姿を現した。出航の経緯などを説明した上で、事故の最大の要因は「私の至らなさ」。3度にわたる土下座をして謝罪した。

◆旅客船の運航可否とルール 国土交通省海事局安全政策課によると、旅客船の運航規準は海上運行法に基づいて、事業社各社がそれぞれの海の状況や航路を鑑みて「安全管理規定」を定め、国交省に提出をするとしている。各社が船の出航可否のルールづくりをすることになり、違反をすれば行政処分の対象となり、100万円以下の罰則もある。