横浜市の崎陽軒が24日、17~23日の間、シウマイ弁当の焼き魚を「鮭の塩焼き」へ変更していたが「鮪の漬け焼」に戻したと公式ツイッターで発表した。

「【「シウマイ弁当」についてのお知らせ】8/17から8/23までの期間、シウマイ弁当の焼き魚を「鮭の塩焼き」へ変更しておりましたが、8/24から「鮪の漬け焼」に戻し、通常通り販売しております」

シウマイ弁当については、16日に新型コロナウイルス感染拡大による世界的なサプライチェーンの混乱などの影響により、鮪の漬け焼の原材料の鮪の必要数量を確保することが難しく、一時的に鮭の塩焼きへ変更すると発表していた。

おかずの焼き魚を変更したのは、ぶりの照り焼きから鮪の漬け焼に変更した1963年(昭38)以来、約59年ぶりのことだった。その上、変更が1週間と期間限定だったことから「レアな弁当」だと話題が沸騰し、各所で品切れが続出。崎陽軒は19日、ツイッターで「【「シウマイ弁当」品薄についてのお詫び】お客様より想定以上の関心を賜り、入荷後すぐに品薄になってしまう事態が続いております 十分な製品供給ができず申し訳ございません お客様のご要望にできるだけお応えできるよう、全社を挙げて努力して参ります ご理解賜りますようお願い申し上げます」と、供給不足に陥っている状況を謝罪していた。

そのことを受けて、崎陽軒は「期間中、お客様のご要望に対し、十分な製品供給ができずご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます」と謝罪のツイートをした。