立憲民主党の小沢一郎衆院議員は12日、小渕内閣の官房長官や自民党参院議員会長などを務めた青木幹雄(あおき・みきお)氏の死去が明らかになったことを受けて、自身のツイッターで、追悼のコメントを発表した。

「このたびの青木幹雄先生の突然の訃報を受け、謹んでお悔やみを申し上げます。青木先生には、竹下先生のご縁で、私が政界に入って以来、大変お世話になって参りました。青木先生は、常に義理と人情を重んじられ、どんな相手でも、まずしっかりと信頼関係を築いた上で、難しい政治課題を調整・解決していくということに、誰よりも長けておられました。本当に偉大な政治家でした。心からご冥福をお祈り申し上げます」と、つづった。

自民党時代に幹事長を務め、自民党竹下派「七奉行」の1人で実力者でもあった小沢氏は、1992年(平4)の竹下派分裂をめぐり、青木氏と対立。その後、自民党を離れた。