年齢を重ねると口もダメージを受けています。うまくかめない、飲み込めない、むせる、しゃべりづらい…こうした症状も老化のサインであり、わずかな口の変化が全身に与える影響についても重要視される時代になってきました。
日刊スポーツの連載は通算5度目の登場となる「口腔(こうくう)ケアの伝道師」照山裕子氏が、口にはどんな機能があるかを分かりやすくお伝えします。
連載一覧
(46)医療ホワイトニングの起源は治療で使った過酸化水素の効果
(45)歯並びは遺伝するか?先天的だけでなくさまざまな要素が
(44)「親しいお付き合いの前にデンタルチェックを欠かさずに」
(38)子どもの口唇閉鎖不全「お口ぽかん」を見逃さないことが大事
(35)子どもの虫歯予防のため保護者が注意したい2つのポイント
(34)子ども期の食器共有、虫歯予防には「科学的根拠は乏しい」
(32)利き手の内側は磨きにくい 口臭の原因になる磨き残しを退治
(30)マスク使用で気になる「口臭」 歯科医院で診断がおすすめ
(26)インプラントと歯周病 誤った認識、残った歯のリスクとは
(23)大人と子ども、ワイヤとマウスピース…「矯正」に違いがある
(22)子どもの矯正は何歳から? 気をつけるべきタイミングと目安
(17)歯磨きで血が出るのは歯周病ケアに切り替える炎症のサイン
(16)子どもへの歯磨剤は? 初期虫歯などには高い予防効果が期待
(10)洗口液だけ、電動歯ブラシだけ「○○だけ」セルフケアは危険
(6)着色汚れが気になる人のセルフケア 歯磨剤の効果やリスク
(5)歯磨き粉は使った方が良いのか 水だけでは歯垢除去は約30%
(4)夏こそ注意、お口のトラブル 甘い飲み物が与えるダメージ
◆照山裕子(てるやま・ゆうこ)歯学博士、東京医科歯科大学非常勤講師(顎顔面補綴外来)。複数のクリニックで診療を行う傍ら、「口腔(こうくう)ケアの伝道師」としてメディアに多数出演の人気歯科医。最新刊「“食べる力”を落とさない!新しい『歯』のトリセツ」(日経BP)「口の強化書」(アスコム)他、著書多数。日刊スポーツの連載は通算5度目の登場。