藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)がタイトル戦初登場の伊藤匠七段(20)に3連勝して3連覇まであと1勝とした、将棋の第36期竜王戦7番勝負第4局が10日午前9時、北海道小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」で始まった。先手後手は事前に決まっており、今局の先手は藤井、後手は伊藤。

竜王戦は1987年(昭62)、前身の十段戦(十段戦の前身は九段戦)を発展的に解消して創設された全棋士参加のタイトル戦。優勝賞金は将棋界最高金額の4400万円。8つのあるタイトルのうち、序列は1位(以下名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖の順)。

全棋士と女流棋士4人、アマチュア強豪4人、プロ棋士養成機関「奨励会」三段1人が参加する。1~6組の格付けされたランキング戦で勝ち上がり者を決める。1組の上位5人、2組の優勝者、準優勝者と、3~6組の優勝者11人による決勝トーナメント進出者による勝ち抜き戦で、挑戦者を決める。連続5期または通算7期獲得すると、永世称号である「永世竜王」の称号を与えられる。現時点での有資格者は、渡辺明九段と羽生善治九段。

【動画】対局開始 先手の藤井聡太竜王、まずお茶を一口飲んで2六歩