神戸大の体育会バドミントン部が20日までに公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。合宿先での不適切行為動画が問題になっている神戸大の一部バドミントンサークルと同部とは、一切関係がないとの声明を出した。

体育会バドミントン部はXで「一部投稿で当アカウントが誤って言及されておりますが、こちらは神戸大学体育会バドミントン部アカウントであり、現在問題となっている神戸大学のバドミントンサークルとは一切関係ございません。ご承知の程、よろしくお願いいたします」と緊急コメント。

同じバドミントン関連の部とサークルだけにネット上などで同一団体と誤認され、いわれなき批判などを受けているとみられ、同部は「現状を鑑みて個人情報保護の観点から現在投稿している部員紹介から画像を削除させていただきます。またこれから投稿する分につきましても画像の掲載は行わず、文章のみの紹介とさせていただきます。ご了承ください」ともポストした。

SNS上では最近、神戸大のサークルメンバーとみられる男女らの仕業とされる、不適切行為が拡散されていた。その中には、合宿先の旅館で、複数人の男女が多数穴の開いた障子から顔を出している写真や「旅館の物品荒らしすぎてしぬ」と書かれた集合写真、胴上げをして天井に穴をあけるなど破壊行為をしている動画などがあった。 

そして神戸大(神戸市灘区)は19日、公式サイトでこの件について「学生の不適切な行為について」と題してコメントを発表。「このたび、本学学生による不適切行為がSNS上に掲載されており、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。詳細につきましては現在、学内で調査中であり、調査結果により大学として厳重に対処いたします。このたびは誠に申し訳ございませんでした。今後このようなことが起きないよう再発防止を徹底してまいります」などと謝罪した。