「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)が17日までに、X(旧ツイッター)を更新。確定死刑囚の死刑執行を巡る報道に持論を展開した。

ひろゆき氏は、確定死刑囚が死刑執行を当日に通知することは不服をもし立てることができず違法として、死刑囚2人が国に慰謝料や通知当日に執行しないよう求めた裁判について言及した自身のネット記事を添付。「死刑を『遺族の気持ち』の為だとすると、天涯孤独な人を殺した死刑囚は死刑が必要なくなります」と書き出し「死刑囚の自殺が手間や管理の問題ならそもそも自殺出来ない部屋にするべきです。自殺が出来る状態になってるのがおかしな話です」と投稿した。

死刑囚の当日通知訴訟をめぐっては、大阪地裁が15日に請求を退けた。判決などによると、かつては死刑執行数日前に通知されたが、前日に死刑囚が自殺したことを踏まえ、執行の1~2時間前に知らされる運用に変更されたという。

このことを受け、ひろゆき氏はXで「翌日に死刑になる予定の人が、自殺するのが困るから、死刑当日に告知するという仕組み」と記し「そもそも、次の日に死ぬ人が自殺するとなんで困るの? 死刑執行人が人を殺した罪悪感を持たないで済む面もあるのに。。。」とつづった。

この投稿にユーザーから「遺族の気持ちが報われない」「自殺と執行では同じ死でも遺族の気持ちが違うのでは? あとは準備してない状態で自殺されてもそれはそれで大変なんでしょう。そもそも自殺しないような対策が出来ないのかな…」などの声が上がっていた。