韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏(52)が、近日中に検察から出頭要請を受ける可能性が高まった。
韓国の公営放送KBSなど複数メディアは7日「検察は召喚の日程を調整中」と報じた。また「現職大統領に与えられる刑事上不訴追特権を失った尹錫悦前大統領を相手にも、近いうちに直接捜査がなされるという観測が出ている」とも報じた。
尹前大統領夫妻の「国会議員選挙への介入疑惑」を捜査中のソウル中央地検が、すでに夫人に出頭を求める方針を通知したという。近日中に金夫人を庁舎に呼び、22年の国会議員補欠選挙や昨年の国会議員選挙などで、与党国民の力の党内推薦に介入したかを取り調べることになりそうだ。
同疑惑に関してはすでに各メディアが、選挙ブローカーと尹前大統領と金夫人の間の通話内容を報じている。報じられた電話内容は、尹前大統領が「○○氏を推薦するように電話する」、金夫人の「(大統領)当選者が今(党の幹部に)電話をしたんだけど。とにかく当選者の名前を売らないで、そのまま押してと言いました」などの肉声が公開されている。
尹前大統領が現職時は、絶大な権力で抑えられた検察が、弾劾裁判により罷免され、捜査に踏み込んだ、との見方もある。

