大阪・関西万博の開会式が12日、会場となる人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)のEXPOホール「シャインハット」で行われた。天皇、皇后両陛下、名誉総裁を務める秋篠宮さまと紀子さまが出席され、石破茂首相ら政府関係者も出席した。
天皇陛下はあいさつで、1970年(昭45)、10歳の時に開かれた大阪万博の会場を訪れた際、さまざまな国のパビリオンを巡った思い出を語られた。「『月の石』を見たり、ワイヤレス・テレホンでの通話を楽しんだりして、当時の最新の技術に驚いたことを今でもよく覚えています」として、「今回の博覧会を通じて、子どもたちが世界の国や地域、人々への理解を深め、次世代の技術やSDGsの達成に向けて、世界の取り組みなどにも触れることにより、未来の社会について考えることを願っています」とも語られた。
その上で「大阪・関西万博の開会を祝し、大きな成功を収めることをお祈りいたします」と、開会を宣言された。
陛下の隣の席でスピーチを見守られた皇后さまは、桜を思わせる淡いピンクのジャケットとスカート。帽子にもピンクがあしらわれていた。陛下のネクタイの色も皇后さまと同じ淡いピンクで、ご夫妻で「ロイヤル桜コーデ」を、披露された形になった。
陛下のあいさつに続いて、秋篠宮さまが透明なパネルに手をかざす「開会アクション」を行われ、万博は正式に幕を開けた。

