国民民主党の玉木雄一郎代表は20日の定例会見で、今夏の参院選比例代表に擁立した一部の候補者に、批判を含めたさまざまな声が出ていることをめぐり「ネットの書き込みは全部見ている」とした上で、「すべてしっかり受け止めたい。結党以来『対決より解決』を言ってきた。解決策を増やせるような仲間を増やしていきたい」と訴えた。

衆院議員時代の不倫報道や、皇位継承のあり方をめぐり、擁立決定後に党の姿勢と異なる女系天皇に関する持論をX(旧ツイッター)に投稿した山尾志桜里元衆院議員(50)については、名前を挙げて言及。弁護士でもある山尾氏について「山尾さんは結党時メンバーの1人で、2020年12月にまとめた憲法改正の論点整理は、その後の党の政策を決めていく上で、大きな政策の柱になった。(当選すれば)彼女には憲法改正や人権外交、土地取得規制法やスパイ防止法の分野で、ぜひ能力を発揮してもらいたい」と述べた。

一方で「過去にいろんなことを言われたこと、公的にもプライベートでもいろいろとあったことは事実。反省すべきは反省し、説明すべきは説明した上で、新しい解決を実現できるよう、国民のみなさんにもしっかりアピールしてほしい」と述べた。

直近の各社世論調査では、これまで上昇傾向だった国民民主の支持率について、低下がみられたケースもある。山尾氏ら元国会議員4人の比例代表擁立発表のタイミングでもあり、会見では支持率低下に関する質問も飛んだ。

玉木氏は「比例の候補者擁立で混乱が生じていることについては、丁寧に説明していく。さまざまな支援者にしっかり寄り添い、耳を傾けていくことが必要だ」と訴えた。