日本維新の会の藤田文武共同代表は4日、国会内で記者会見し、共産党の機関誌「しんぶん赤旗」日曜版に、自身の公設秘書側への「公金還流疑惑」を報じられたことをめぐり、記者からの質問状に対する回答書に、記者の名刺の個人情報を掲載したままX(旧ツイッター)に投稿した理由を問われ、「『公開しないでくれ』という問い合わせもいただいていないので、公開させてもらった」と主張した。
しんぶん赤旗はこの日、藤田氏が自身のXに投稿した内容をめぐり、記者の氏名や連絡先の一部がさらされたままだったとして、名刺画像などの削除の申し入れを行った。指定期日までに対応がなされなかった場合は、「法的な検討に入る」としている。
藤田氏は、記者から「(Xに記者の)個人名をさらせば、何らか危害が加わる可能性がある。それを懸念されているから、(公開した名刺の)携帯電話の番号を(一部)消されたと思う」として、個人情報を公開した理由を問われた。
これに対し、藤田氏は「名刺もそうですが、個人名で質問状が来ている。質問状と、それに対する返答にも、政党の部署名と個人名で返信し、そして『適切にそれが反映されない場合には公開させてもらいます』ということで、それに対し、『公開しないでくれ』という問い合わせもいただいていないので公開させてもらった」と主張した。
その上で、「ちなみに、私に対してはみなさんから質問を今日も受けていて、ぼろかす言っていただいても構いませんが」として、赤旗に報じられた自身の公設秘書への言及を始めた。
「もともと彼は友人。僕が徒手空拳で選挙に出た時、業者も断られる中、ボランティアで手伝ってくれた。彼がスーパービジネスマンだからできただけの話で、私は幸運だったと思う」と述べた上で「そういう友人がいて、その中で戦っていく中で、彼は会社の登記を自宅事務所のまま置いていた。登記があって(記者が)マンションの中まで入ってくるとか、電話しまくるとか、『しんぶん赤旗』は共産党の党員なんでしょ? 共産党の部門だから、そういう人らが来てピンポンやる。身体に危害を及ぼすと、危機感を覚えるのは普通だと思いますよ」と、不満まじりに持論を主張した。
その上で、メディア側の取材手法に反発し「問い合わせは、ぼくにしてください。それから、マンションの写真とか出したり、動画を出すなんて、言語道断です。メディアの『知る権利』とか超えてますよ。子どもが怖がってますので、一切やめてください」と主張。「秘書の家族は関係ないからね、ほんま」と、吐き捨てるように述べる場面もあった。

