高市早苗首相は6日の参院代表質問で、女性の健康課題への対応を問われた際、自身が経験した更年期の症状のつらさについて振り返る場面があった。

立憲民主党の塩村文夏議員から、女性の健康課題への対応に関する質問を受けた高市首相は「特にホルモンバランスの変化の影響を受けやすい女性の健康については、ライフステージにごとの健康課題に対処することが重要」とした上で、自民党政調会長時代に党内で女性の健康に関する特別の機関を設置するなど、対応に当たったことを振り返りながら、女性が更年期にさしかかった際には特有の症状が出ることに触れた。また「私自身も更年期の時に大変、しんどい思いをした。社会の理解は不十分でございました」と述べ、「急にホットフラッシュで汗が出ても、マスコミにそれをたたかれて写真を撮られて、割とひどい言葉で書かれたこともある」と、自身の経験を振り返った。

「多くの女性がさまざまなライフステージごとに、つらい思いをしている。それなら啓発活動をしたいし、医師の方も専門性に関係なく、更年期の女性が来たら、こういう病気にかかっている可能性もあるといういろいろな情報を持ちながら、女性の健康に携わってほしいという強い思いがあったが、自民党で議論が始まった当初は、男性議員の理解が得られなかったのも事実です」と打ち明けた。

「でも、勉強を重ねるうちに多くの男性国会議員も理解を示してくださり、政策として構築され、昨年10月に『女性の健康総合センター』が設置された」と、これまでの経緯に触れながら「こうした成果を全国に広げるため、センターを司令塔として、診療拠点の整備や研究、情報発信などを進めたい」と、自身の経験を踏まえながら今度取り組む課題にも触れた。