元テレビ朝日社員の玉川徹氏が20日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。中国政府が日本産水産物の輸入手続きを停止したことについてコメントした。
福島第1原発処理水の海洋放出を受け、中国は日本産水産物の輸入を停止していたが、今年6月に再開すると発表したばかりだった。中国側は「処理水に関するモニタリング」を理由としているが、台湾有事をめぐる高市早苗首相の答弁への対抗措置とみられる。
玉川氏は「ああここから来たかという感じですね」と感想を漏らすと、損失を被る水産業者に対し「ホントにいい迷惑ですよね。翻弄(ほんろう)されている。この方たちには何の責任もないわけですから」と同情した。
政府が原発処理水の海洋放出を決めたことについては「もともとは地下水がどんどん建屋に流れ込んでいて、それを止められないから汚染水が生まれていたと。それを凍土壁っていうのを作って止めますという話しだったんだけど、止まらなかった。それでも地下水が流れ込んでいて、結局こういう処理方法しかできなかった」と指摘した。
また「本当は鉄板とコンクリートで囲ってしまうという確実な方法があった。これをとらないでこういうこと(海洋放出)をやっているという、そもそもの問題があるので」とし、中国の日本産海産物の輸入停止についても「こういう状況が続いているのも、ここに国の責任もある。そもそものところはどこかと、さかのぼって見ていかないといけない。近々の問題だけ見てこうなってかわいそうという話じゃなくて、もっと根本的にどういう問題があるのか考えないとならない」と語った。

