日本維新の会の藤巻健太衆院議員(42)が20日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。2月8日投開票の衆院選に出馬せず、政界引退をする決断をしたと報告した。
藤巻氏は「この度の衆院選に出馬せず、政界から身を引く決断をしたこと、ご報告申し上げます。2期4年3ヶ月に渡り、応援してくださった皆様、同志の議員達、党内外の関係各位、厳しい批判をいただいた方達も含め、全ての方に心からの感謝を申し上げます」と書き出した。
今回の決断に至った理由として「私の選挙区千葉6区は与党が分裂し、このままでは中道改革連合が漁夫の利で議席を得る可能性が高い構図となっています。それは私の政治信条として望む所ではありません。与党が議席を得るために、私自身が身を引き、与党一本化をすべきと判断致しました」と説明。「それが政権選択選挙である衆院選のあるべき形であると考えます。私のこの決断が、小さいながらも標の一つと為ることを願っています」とした。
そして「この国をほんの少しでも良くしたい。その一心で走り続けて参りました。自分のしてきたこと、語ってきた言葉が正しかったのか、今も自問自答を続けています。けれども自分の政治家としての想いは、必ず仲間達が紡いでいってくれると、そう信じています。志は国の未来へと続く議論の中に残し、仲間に託します。心からの感謝を胸に 2026年1月20日 藤巻健太」と締めくくった。
藤巻氏は慶大経済学部卒業。みすほ銀行、参議院議員秘書などを経て、21年衆院選初当選。現在2期目。
高市首相は19日に行った官邸での会見で、23日の通常国会冒頭で衆議院を解散すると表明。「高市早苗が総理でいいのか、主権者たる国民のみなさんに決めて頂くしかないと考えた」などと述べ、「与党で過半数」の勝敗ラインに、総理としての進退をかける意向も示した。対する立憲民主党と公明党の新党「中道改革連合」は綱領と基本政策を発表した。「高市解散」表明を受け、戦いの幕は切って落とされた。衆院選の日程は1月27日公示、2月8日投開票となる。

