政治ジャーナリスト田崎史郎氏は9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。8日に投開票された第51回衆院選で、自民党が戦後初となる単独で3分の2を超える316議席を獲得したことをめぐり、「これから最も大事なことは、高市(早苗首相)さんの暴走をどうやって防ぐかという課題なんです」と指摘した。

「3分の2を得たのは自分の力だと思い込んで、やっていかれた場合、かなり強引なことをやりかねず、それをチェックする能力は、野党が小さくなってしまったので、自民党の方でどれだけやれるかということ」と主張。その上で「もう1つは、我々メディアだと思うんですよ。より、厳しい目で見ていかないといけない」と訴えた。

田﨑氏はまた、憲法改正の発議に必要な3分の2の勢力を自民党だけで確保したことから、「憲法改正の発議を、僕は(高市首相は)進めると思う。(東京24区で当選した)萩生田さんも昨夜、『憲法改正の発議ができるから、やらないといけない』というようなことを言っていた」と、高市首相に近い萩生田光一幹事長代行の言及も紹介しながら述べた。

ただ「一方で、参議院ではとうてい、3分の2には足りない。国民民主党や参政党を加えても足りない」と、参院では依然、自民党が少数与党であることに言及。「でも、とにかく衆議院でやって、雰囲気をつくるだろうと思う。そうすれば参院でも賛同が増えて達成できる可能性もあるので、3分の2の勢力があるうちにやろう、と当然、されてくると思う」と述べた。