<1>ボルドグフーシュ(京都11R天皇賞・春・15時40分発走)
京都芝は、新装初日の22日土曜こそ前残り傾向だったが、翌23日日曜も、29日土曜も差し届くシーンが目立っていた。特に外回りコースは、緩やかになった4角カーブを利して、坂の下りから勢いに乗って直線を向ける外枠馬が台頭する。ボルドグフーシュには絶好の傾向、馬場だろう。状態は文句なし。スタミナも十分。川田騎手が前走に続く2度目の騎乗というのも大きい。
相手は、悩みに悩んでタイトルホルダー。差し届くとはいえ、この馬だけは前で粘っているとみた。ワイド(3)(13)1点勝負。
<2>アリスヴェリテ(東京11RスイートピーS・15時30分発走)
とにかく堅実で、ワイドの軸には最適かもしれない。芝1400~2000メートルで7戦を消化して、3着を外したのは3回だけ。うち2回は4着で、もう1回のチューリップ賞は8着だったが、勝ち馬からわずか0秒3差だった。安定感の原動力は末脚の確かさ。前でも後ろでもためが利き、ラストでしっかり脚を使える。東京コースはアルテミスS3着もあり、望むところだろう。
相手は2連勝中のアグラシアド。着差はわずかだが、相手なりに根性を発揮できるタイプだ。ワイド(5)(7)1点勝負。
<3>プルパレイ(新潟11R谷川岳S・15時20分発走)
去勢明けの前走は10着。不良馬場の芝1200メートルで、流れもタフになり、位置取りがどんどん後ろになってしまった。それでも直線は馬群を割って伸びており、確実な良化が見て取れた。2勝を挙げるマイルへの距離延長は問題ないはずで、今回こそ去勢効果を発揮する。
相手は、ただ1頭の牝馬フラーズダルム。別定55キロはいかにも有利だ。ワイド(4)(14)1点勝負。
<4月23日の結果>
東京11Rワイド(1)(2)
3着、2着。配当690円。
京都11Rワイド(14)(15)
8着、3着。
東京8Rワイド(1)(9)
9着、5着同着。
<デスクのつぶやき>
フローラSは的中できましたが、やはり3打数1安打。野球で3割3分3厘なら優秀な打者ですが、ワイドならもう1本ほしいところです。