<1>ボルドグフーシュ(京都11R天皇賞・春・15時40分発走)

26日、川田騎手を背に坂路を駆け上がるボルドグフーシュ
26日、川田騎手を背に坂路を駆け上がるボルドグフーシュ

京都芝は、新装初日の22日土曜こそ前残り傾向だったが、翌23日日曜も、29日土曜も差し届くシーンが目立っていた。特に外回りコースは、緩やかになった4角カーブを利して、坂の下りから勢いに乗って直線を向ける外枠馬が台頭する。ボルドグフーシュには絶好の傾向、馬場だろう。状態は文句なし。スタミナも十分。川田騎手が前走に続く2度目の騎乗というのも大きい。

相手は、悩みに悩んでタイトルホルダー。差し届くとはいえ、この馬だけは前で粘っているとみた。ワイド(3)(13)1点勝負。


<2>アリスヴェリテ(東京11RスイートピーS・15時30分発走)

アルテミスS3着のアリスヴェリテと田辺騎手(2022年10月29日撮影)
アルテミスS3着のアリスヴェリテと田辺騎手(2022年10月29日撮影)

とにかく堅実で、ワイドの軸には最適かもしれない。芝1400~2000メートルで7戦を消化して、3着を外したのは3回だけ。うち2回は4着で、もう1回のチューリップ賞は8着だったが、勝ち馬からわずか0秒3差だった。安定感の原動力は末脚の確かさ。前でも後ろでもためが利き、ラストでしっかり脚を使える。東京コースはアルテミスS3着もあり、望むところだろう。

相手は2連勝中のアグラシアド。着差はわずかだが、相手なりに根性を発揮できるタイプだ。ワイド(5)(7)1点勝負。


<3>プルパレイ(新潟11R谷川岳S・15時20分発走)

春雷S10着に敗れたプルパレイ
春雷S10着に敗れたプルパレイ

去勢明けの前走は10着。不良馬場の芝1200メートルで、流れもタフになり、位置取りがどんどん後ろになってしまった。それでも直線は馬群を割って伸びており、確実な良化が見て取れた。2勝を挙げるマイルへの距離延長は問題ないはずで、今回こそ去勢効果を発揮する。

相手は、ただ1頭の牝馬フラーズダルム。別定55キロはいかにも有利だ。ワイド(4)(14)1点勝負。


<4月23日の結果>

東京11Rワイド(1)(2)

3着、2着。配当690円。

京都11Rワイド(14)(15)

8着、3着。

東京8Rワイド(1)(9)

9着、5着同着。

<デスクのつぶやき>

フローラSは的中できましたが、やはり3打数1安打。野球で3割3分3厘なら優秀な打者ですが、ワイドならもう1本ほしいところです。