先週末、個人事業主仲間の運送業者K(40代後半)が「2社ほど借金減額に応じてくれました!」と報告してきた。30代で一念発起し、自営の軽貨物ドライバーに転身したK。黒ナンバーを取得し、新車購入した軽貨物で日々頑張っていますが、経営は火の車で、Kが多重債務であることは自営仲間の共通認識だ。

「闇金こそ手は出していませんが、今では返済が数カ月も遅れているローンもありまして。で、ある弁護士法人(司法書士も1社140万円以下なら債務整理可能)に相談したら、債務整理は1社で5万近くかかると言われ……。私は8社ですから、ざっと40万でしょ。割に合わないので、借りてる金融会社に直談判したら2社が前向きに応じてくれたという訳です」。

Kによれば、クレジット会社Aは2回完済を条件に残債務の30%をディスカウント。消費者金融Bは返済が遅れないことを条件に、元本の20%減と利息カットで話がまとまったという。「一括請求とか信用情報(異動記録)といった言葉を出して、全く聞く耳を持たない業者もありましたが、直談判で少し光が差してきました」。

Kや私のような弱小自営業者はインボイスに泣かされ、税金、国民健康保険、国民年金の納付にも四苦八苦ですが、特に軽貨物ドライバーのKは車両の維持費(税金、保険、車検)や燃料費、業務委託の加盟金やロイヤルティーなど出費がかさむ上、長時間労働で仕事もハードだとか。

「とにかく働いて復活します!」というKのために、せめて確定申告くらい協力したいと思います(例年10万円前後、税理士に払ってきたとか)。もちろん無償ですよ(笑い)。債務整理、確定申告、助成金など各種申請…。何でも専門家に頼る前に、まずは自分で調べ、汗をかく努力も時に必要ですね。

07年AJCCで重賞初勝利を飾ったマツリダゴッホ
07年AJCCで重賞初勝利を飾ったマツリダゴッホ

今週のAJCCで“直談判”する相手は、冬の中山にめっぽう強いディマイザキッド。乗り方、展開ひとつですが、07年のマツリダゴッホ(写真)みたいにAJCCで重賞初制覇を飾り、有馬記念で一気に頂点を極めるシーンが目に浮かびます。極貧コンビKYのためにも突き抜けてね!

07年AJCCで重賞初勝利を飾ったマツリダゴッホ 
07年AJCCで重賞初勝利を飾ったマツリダゴッホ