7日に香港ハッピーバレー競馬場で行われる「2022ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」。オーストラリア代表にJ・マクニール騎手(27)の名前があり、ふと7年前に韓国のソウル競馬場で行われた「2015アジア・ヤングガンズ・チャレンジ」を思い出した。大井の笹川翼騎手(28)も参戦していたアジア競馬連盟加盟国の若手騎手が腕を競う舞台だ。

ここにデビュー5年目のマクニール騎手も参戦していた。同騎手は20年にメルボルンCを制覇。21/22年シーズンにはヴィクトリア州のメトロポリタン(主要地区)でリーディングを獲得。とうとう香港で世界の名手と戦うまでになった。

3年目での参戦だった笹川騎手も、21年には大井のリーディングを獲得。先月の1500勝達成記念表彰式では「もっと大きなレースで活躍できるジョッキーになりたい。地方競馬の枠を超えて、いろいろなところで乗って活躍できるようなジョッキーになりたい」と話していた。目指すは世界の舞台ということか。マクニール騎手のように羽ばたいてほしい。【牛山基康】