地方競馬の短期免許を取得して南関東での騎乗を開始したエリオネ・シャベス騎手(42)。ブラジル出身だが、スウェーデンを拠点にノルウェー、デンマークを含むスカンディナビアを中心に世界各国で騎乗しているという。先月まではアラブ首長国連邦で騎乗していた。なぜ、日本の南関東なのか。そもそもなぜ、拠点がスウェーデンなのか。

「オーストラリアで騎乗していた時にノジー(富沢希騎手)に会いました。彼から大井競馬場の話を聞いて、行ってみたいと思ったので」。03年と19年に地方競馬の短期免許を取得して南関東でも騎乗したオーストラリアの富沢騎手との出会いがきっかけ。所属することになる藤田師に連絡を取り、この2年ほど来日の機会を待っていたという。

09年から拠点をスウェーデンに移した。03年に騎手免許を取得してブラジルで騎乗していたが、サンパウロでの友人のハファエル・シストル騎手(当時)がスウェーデンの調教師に誘われて先に移り、その1年後にシストル騎手から誘われたのがきっかけだそうだ。スウェーデンギャロップの公式サイトは「スカンディナビアで最も成功した騎手の1人」と紹介。キャリア通算では1700勝を超えているという。【牛山基康】