1日の天皇賞・春でスタート直後につまずき、競走中止となったシルヴァーソニック(牡6、池江)が2日、栗東トレセンで獣医師による触診を受け、心配な所見はなかったことが分かった。所有する社台サラブレッドクラブが公式サイトで明らかにした。同サイトによると「いましばらく厩舎で外傷箇所の治療にあたりながら経過観察を続け、このあとの方針を決めていきます」という。

同馬はカラ馬のまま走り続け、最後は1着タイトルホルダーと2着ディープボンドの間でゴール板を駆け抜けた。その後は外ラチを背面跳びするような格好で転倒して安否が心配されたが、川田騎手とともに「異常なし」と発表されていた。